東日本旅客鉄道株式会社 様
個人に「応じて、適切な」動機づけを行う人材育成にAttunedを活用

HR Buddyが心理的安全性の正しい理解から組織への影響、実務で高めるアクションまでを実証研究に基づいて解説。
ダウンロードはこちら
AI × モチベーションで、"モチベーション"を可視化。モチベーションアセスメントやAI TalkCoachを活用し、チームのパフォーマンスとエンゲージメントを向上させましょう!
ダウンロードはこちら
AttunedがIRチームに提供する「ESブーストプラン」。エンゲージメントスコアの改善とIRナラティブ構築を一気通貫で支援します。
ダウンロードはこちら
会議中にスマホをいじり続ける上司、返ってこない挨拶。
ハラスメントとは言いきれないけれど、職場の空気が重いと感じたことはないでしょうか?
このグレーゾーンこそが「職場のインシビリティ(無礼)」の正体です。米国では年間270億ドルもの経済的損失を生むと報告されており、今や見過ごせない組織リスクとなっています。
目次
学術研究では、インシビリティは次のように定義されています。
「対象者を傷つける意図が曖昧で、職場における尊重の規範に反する低強度の逸脱行為」
つまり、「悪意があるかどうか判別しにくいが、受け手に不快感を与える行為」のことです。代表的な例としては、以下のようなものが挙げられます。
一つひとつは「些細なこと」に見えますが、繰り返されることで組織全体に深刻な影響を及ぼします。


背景には、職場環境をめぐる3つの変化があります。
① 出社回帰による摩擦の再燃
コロナ禍のリモートワーク期間中、物理的距離が無礼の発生機会を自然に抑えていました。出社回帰が進む今、対面コミュニケーションが増えた分だけ摩擦も生まれやすくなっています。
② ハラスメント対策の進展がグレーゾーンを浮上させた
パワハラ・セクハラへの対応が整備されたことで、逆に「ハラスメントではないが不快な行為」が可視化されるようになりました。社会的な感度が上がったからこそ、インシビリティが問題として認識される時代になっています。
③ D&I・インクルージョンへの関心の高まり
「女性は男性より沈黙を選びやすい」といった研究も進み、インシビリティがインクルージョンの問題とも深く関わることが明らかになってきました。
インシビリティとハラスメントは混同されがちですが、いくつかの点で明確に異なります。

インシビリティは「標準的な行為」と「ハラスメント」の間に位置するグレーゾーンです。明確な線引きがない分、放置されやすく、企業の対応方針が問われる領域でもあります。国や文化によって解釈も異なるため、自社の文脈で定義することが重要です。
インシビリティの本当の怖さは、その静かな連鎖にあります。無礼な行為が積み重なると、「ここでは発言しない方が安全だ」という空気が職場に漂い始めます。これが心理的安全性の低下に直結し、報告・連絡・相談が滞って、イノベーションも生まれにくくなるのです。

ハラスメントとは異なり、インシビリティは「気づかないうちに」静かに広がります。だからこそ、アセスメントやサーベイによる定期的な可視化が、早期対応への鍵となるのです。

日本企業固有の課題として、3つの傾向があります。
① ハラスメントへの過敏さが管理職を萎縮させる
「指摘したらハラスメントと言われるかもしれない」——このリスク回避がグレーゾーン行為の放置につながっています。適切な指導まで控えてしまう管理職が増えているのが現実です。
② 従業員に判断基準がない
「これは無礼なのか、ハラスメントなのか」という線引きが曖昧なまま、問題が放置されるか逆に過剰に問題視されるかの両極に振れやすい状況です。
③ インシビリティに関するガイドラインが未整備
ハラスメントポリシーは整いつつありますが、「職場の無礼(インシビリティ)とは何か」を明文化している企業はまだ少数です。次のステップは、このグレーゾーンを組織として言語化することにあります。
✅ 定義を組織全体で共有する
ハラスメントと区別した上で、「どんな行為が職場の無礼にあたるか」を事例とともに明示しましょう。曖昧さをなくすことが、最初の一手です。
✅ 研修で「気づき」の機会を作る
自分が意図せず行っている無礼こそ、当事者には見えにくいもの。ケーススタディや対話の場を設けることで、行動変容を促せます。
✅ サーベイや1on1で現場の声を可視化する
「困りごとが見えていない」状態こそが最大のリスクです。定期的に現場の声を拾う仕組みが、予防の第一歩となります。
✅ リーダーが率先して模範を見せる
挨拶・感謝・傾聴を上司が日常的に実践することで、職場のカルチャーは変わります。トップダウンの行動変容が最も大きな波及効果を持ちます。

インシビリティは、ハラスメントほど目立たないがゆえに軽視されがちです。しかし蓄積すれば心理的安全性を損ない、エンゲージメント低下や離職という経営リスクに直結します。重要なのは「ゼロにする」ことではなく、無礼が生じたときに組織全体がどう対処するか、その共通認識を作ることです。ハラスメント対策の次の課題として、今こそインシビリティに光を当てるべき時が来ています。
Attunedの心理的安全性アセスメントでは、組織の心理的安全性を定量的に測定し、インシビリティが潜む「見えないリスク」を可視化できます。まず現状を数値で把握することが、具体的な対策への確かな第一歩です!
こちらの記事も、あわせて読まれています

Attunedのブログ「私の家族を癒し、繋いだ Attuned」について


Attunedのブログ「【米HRカンファレンスレポート】デジタルツールを活用して従業員の体験をリデザインする」について


Attunedのブログ「学術研究に裏付けられたAttunedの変革力」について

ブログ一覧を見る




『Attuned』の導入に関してご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

各種資料やオリジナルサマリーを
【無料】でダウンロードできます

まずは無料でお試ししませんか?
ご利用方法もサポートいたします

見積りを依頼したい、導入の流れを
知りたいなど何でもご相談ください
