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同じ仕事を任せても、ゴールを伝えて自由に進めてもらう方が力を発揮する人もいれば、進め方を丁寧に確認できる方が安心して取り組める人もいます。その違いを、普段のやり取りだけで理解するのは簡単ではありません。
学校法人日本財団ドワンゴ学園では、仕事における一人ひとりの価値観をAttunedで可視化し、相手のモチベーションに合った指示の出し方を考えるために活用しています。 人事部 人事課の山岸あずみ様が動画で紹介したのは、自分に合う任せ方と、相手に合う任せ方が異なるという、マネジメントの身近な課題でした。
山岸様のAttuned活用の説明を動画で見る(10分50秒から)
出典:BiZch.【ビズチャン】「【日本財団ドワンゴ学園】より良い研修の『しくみ』を実現するインフラの選択肢」。2026年9月17日公開。以下は動画内の発言の要約です。
山岸様は、Attunedを、一人ひとりが仕事において何を大切にしているのかを可視化するサービスとして説明しています。ここで対象にしているのは、私生活全般の価値観ではなく、仕事におけるモチベーションです。
仕事への意欲は、外から見える行動だけでは分かりにくいものです。細かな確認を好まない人が、仕事に関心を持っていないとは限りません。自分で判断して進められることが、その人の意欲につながっている場合もあります。
山岸様は、こうした違いは他人から見えにくいだけでなく、自分自身でも分からないことがあると話します。Attunedの役割は、仕事への向き合い方を話し合うための手がかりをつくることにあります。
研修を支えるシステムの一つとしてAttunedを紹介する場面。出典:BiZch.【ビズチャン】、動画10分59秒。該当箇所を見る。
説明の中で、山岸様はご自身の結果を例に挙げています。自律性のスコアが100%で、「ゴールだけください」と表現するように、目標を示してもらい、その後は自分で進めていく任せ方がモチベーションにつながると話します。
この100%は、山岸様が紹介したご自身のモチベーターのスコアです。仕事の能力や成果を示す数値ではありません。
山岸様の場合、自分で考え、動ける余地があることが意欲につながります。同じ指示を受けても、人によって受け止め方が違う理由が、この例から見えてきます。
一方で、丁寧に細かくマネジメントしてもらう方が合う人もいる、と山岸様は続けます。対談相手からも、その方が自分には合うという反応がありました。
任せる範囲を広く取るか、進め方を細かく確認するか。どちらが合うかは、相手によって変わります。 山岸様は、この違いを良し悪しや適性の問題として捉えず、何にモチベーションを感じるかの違いとして説明しています。
自分のモチベーションを例に、ゴールを示してもらい自ら進める任せ方について説明する山岸様。出典:BiZch.【ビズチャン】、動画11分23秒。該当箇所を見る。
では、この違いをどう仕事に生かすのでしょうか。山岸様が挙げた活用場面は、日々の指示の出し方です。
自分にとってはやる気が出る伝え方でも、別の人にはストレスになることがあります。大まかな指示を前向きに受け取る人もいれば、何をどこまで判断してよいのか分からず、困ってしまう人もいる。山岸様は、そのような違いによる壁を乗り越えるためにAttunedを取り入れていると説明します。この活用についての発言を見る(12分00秒から)。
この使い方の価値は、相手への働きかけを具体的に考えられることです。結果を見て「自分と違う」と知るだけで終わらず、どの程度まで説明するか、どこから本人に任せるかという、仕事の渡し方を考える材料にできます。
たとえば、次のような確認に置き換えられます。以下は、山岸様の説明を踏まえた実践のヒントです。
同じ仕事でも、必要な説明や支援の量は違います。その調整を、上司自身の好みだけで決めないための材料として、モチベーションの可視化が役立ちます。
一人ひとりに合わせた指示の出し方について説明する場面。出典:BiZch.【ビズチャン】、動画12分10秒。該当箇所を見る。
山岸様の説明をもとに、活用の要点を本記事で整理した図。学園内の運用手順を示すものではありません。
動画の後半では、対談相手から、年代の違いだけでなく個人差に目を向け、一人ひとりに合わせた教育を考えることの重要性が語られます。山岸様も、今後は個々に合わせることが大切になるという考えを述べています。
ここには、指示の出し方と人材育成をつなぐ視点があります。何を学んでもらうかを決めるときにも、本人が仕事で何を大切にしているかを理解できれば、学ぶ目的や期待を伝える際の手がかりになります。
山岸様が紹介した現在の活用は、価値観を可視化し、指示の出し方を考えることです。対談では、そこからさらに、個人に合わせた育成へ広げていく方向性が語られています。
山岸様の具体例は、任せ方に迷ったとき、自分がしてほしい関わり方だけを基準にしないという視点を与えてくれます。
相手が仕事で何を大切にしているかが分かれば、説明を足した方がよいのか、判断を任せる余地を広げた方がよいのかを考えやすくなる。同学園がAttunedに見いだしている価値は、こうした日常のマネジメントに生かせる、相手を理解する手がかりです。
仕事で何を大切にするかを可視化する仕組みは、Attunedのモチベーションアセスメントでも紹介しています。
山岸様は、仕事上の価値観やモチベーションを可視化し、一人ひとりに合う指示の出し方を考えるために取り入れていると説明しています。
動画では、自律性のスコアが高い山岸様は、ゴールを示してもらい自分で進められる任せ方で意欲が高まると説明しています。一方、丁寧で細かなマネジメントが合う人もいると述べています。これは、本人に合う関わり方の違いを示す例です。
N高等学校などを運営する学校法人角川ドワンゴ学園の導入事例を、以下で紹介しています。本記事の動画で紹介された学校法人日本財団ドワンゴ学園とは別の法人の事例です。
学校法人角川ドワンゴ学園への取材記事では、リーダー向けワークショップや1on1を通じて、個人の価値観を大切にする取り組みを紹介しています。日本財団ドワンゴ学園の動画とあわせて、教育に携わる組織でモチベーションの可視化をどう生かしているかをご覧ください。
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私自身も、自律性がモチベーションにつながります。
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