東日本旅客鉄道株式会社 様
個人に「応じて、適切な」動機づけを行う人材育成にAttunedを活用

HR Buddyが心理的安全性の正しい理解から組織への影響、実務で高めるアクションまでを実証研究に基づいて解説。
ダウンロードはこちら
AI × モチベーションで、"モチベーション"を可視化。モチベーションアセスメントやAI TalkCoachを活用し、チームのパフォーマンスとエンゲージメントを向上させましょう!
ダウンロードはこちら
AttunedがIRチームに提供する「ESブーストプラン」。エンゲージメントスコアの改善とIRナラティブ構築を一気通貫で支援します。
ダウンロードはこちら
「うちのメンバー、なんかやる気がなさそうで……」
こう感じたことはありませんか?その「やる気のなさ」の正体が、従業員エンゲージメントの低下かもしれません。本記事では、従業員エンゲージメントの定義・満足度やワークエンゲージメントとの違い・3つの構成要素・測定方法・向上施策10選まで、これ一本で全部わかる内容をお届けします!
従業員エンゲージメント(Employee Engagement)とは、従業員が仕事・組織・チームに対して自発的・主体的に関わろうとする心理状態を指します。「仕事への満足感」ではなく、「自ら率先して貢献しようとする意欲の深さ」という点が核心です。
学術的には、組織心理学者ウィリアム・カーンが1990年に提唱した概念で、今日では「活力・熱意・没入感」の3要素から成るフレームワークが広く用いられています。
従業員エンゲージメントとは、「やらされる仕事」ではなく「自ら動く仕事」への向き合い方そのものです。
重要なのは、エンゲージメントは「測れる心理状態」だという点です。感覚ではなく定量的なデータとして把握・改善できることが、現代のHR実践における強みといえます。
「従業員満足度(Employee Satisfaction)」との違いを整理すると、両者は測るものが根本的に異なります。
わかりやすい例が「満足しているけれど転職する」社員の存在です。給与も職場環境も問題ないが仕事に情熱は感じない――この状態は満足度が高くともエンゲージメントは低い典型例です。組織が本当に着目すべきは、後者のエンゲージメントではないでしょうか。
似た用語として「ワークエンゲージメント(Work Engagement)」があります。Schaufeli & Bakkerが2004年に提唱した学術概念で、厚生労働省も健康経営・メンタルヘルスの文脈で採用しています。
両者は対立するものではなく、ワークエンゲージメントは従業員エンゲージメントを構成する重要な一要素と理解するのが自然です。「ワークエンゲージメントが高い=仕事に熱中している」状態であっても、組織への不信感や将来への不安があれば離職につながることがあります。仕事への没入だけでなく、組織全体への関与まで捉えるためには、より広い「従業員エンゲージメント」の視点が必要です。
組織心理学の研究を踏まえると、従業員エンゲージメントは以下の3要素で構成されます。これらが揃っているとき、従業員は組織に最大限の貢献をしています。
① 活力(Vigor) 仕事に高いエネルギーを注ぐ意欲があり、困難があっても粘り強く取り組める状態です。
② 熱意(Dedication) 仕事に強い関与感・誇り・意義を感じている状態です。「この仕事をしている意味がある」という感覚といえます。
③ 没入(Absorption) 仕事に深く集中し、時間を忘れて取り組んでいる状態です。いわゆる「フロー状態」に近いイメージです。
逆にどれか一つでも欠けると、「なんとなく出社しているだけ」の状態に近づいていきます。マネージャーが部下と対話する際に、この3要素のどこが満たされていないかを意識するだけで、会話の質が変わるはずです!
数字で見ると、日本のエンゲージメント課題は深刻です。
日本のエンゲージメント率はわずか7%。世界平均23%と比較すると、改善余地がいかに大きいかがわかります(Gallup・2025年調査)。
さらにGallupのデータによれば、エンゲージメントの高い組織は低い組織と比較して生産性が23%高く、離職率は18〜43%低いとされています。
この課題を生んでいる背景には、3つの構造的変化があります。
① Z世代・ミレニアル世代の価値観の変化 「合わなければすぐ辞める」という判断が当たり前になりつつあります。給与だけで定着させる時代は終わり、「働く意味」を問われる時代へと変化しています。
② リモート・ハイブリッド勤務の定着 物理的に離れた環境では、感覚的なマネジメントだけでは組織の状態を把握しきれません。データによる可視化の重要性がこれまで以上に高まっています。
③ 採用コストの高騰 中途採用1人あたりの平均コストは約100万円ともいわれます。離職を防ぐことは、採用コスト削減という経営上の直接インパクトに直結します。
エンゲージメントを「感覚」ではなく「データ」で把握するためのアプローチは、主に3つあります。
eNPS(従業員推奨度スコア) 「この職場を友人・知人に薦めたいか」を0〜10点で回答してもらい、推奨者(9〜10点)の割合から批判者(0〜6点)の割合を引いた値です。シンプルに全体傾向を素早く把握するのに適しています。
エンゲージメントサーベイ(従業員エンゲージメント調査) 仕事・上司・組織・成長の各領域を複数設問で多角的に定量化します。年1〜2回の定期実施が基本で、スコアのフィードバックと改善アクションがセットで機能します。設問の設計方法や活用のポイントは「エンゲージメントサーベイとは?」で詳しく解説しています。
パルスサーベイ 週次・月次など高頻度で短い設問を実施し、エンゲージメントの変化をリアルタイムで追います。年1回のサーベイと組み合わせることで、より精度の高い現状把握が可能になります。
スコア解釈で最も重要なのは、点数の高低だけでなく「なぜ低いのか」という根本要因を掘り下げることです。数値を「測る」だけで終わらせず、改善アクションにつなげる仕組みが成果を生みます。
業種・規模を問わず、エンゲージメントが高い組織には共通した特徴があります。
① マネージャーが「個人」を見ている エンゲージメントに最も影響するのは「直属の上司との関係性」です。一律の管理ではなく、一人ひとりの動機や強みに目を向けたマネジメントが機能しています。
② 心理的安全性が確保されている 「失敗しても責められない」「率直に意見を言える」環境がエンゲージメントを支えます。Googleの「Project Aristotle」で、心理的安全性は高パフォーマンスチームの最重要条件として示されています。詳しくは「心理的安全性の作り方」をご覧ください。
③ 成長機会が用意されている 「この組織にいれば成長できる」という実感が自発的な貢献意欲を高めます。1on1ミーティングや継続的なフィードバックの仕組みが鍵です。
④ 会社のビジョンに共感できている 「自分の仕事が何に貢献しているのか」が見えているとき、従業員は最も強くエンゲージします。
エンゲージメント向上には、「組織・制度レベル」と「マネージャーレベル」の両軸からアプローチすることが効果的です。
組織・制度レベル
マネージャーレベル
個人レベル
これらは全部を一度に取り組む必要はありません。自組織の課題に合わせて優先順位をつけ、確実に成果を出すことで、組織の改善文化が育っていきます!
マネージャー・人事担当者向けに、組織のエンゲージメント状態を素早く点検するためのテンプレートです。「できていない」と感じる項目が3つ以上あれば、改善余地がある可能性があります。
従業員エンゲージメントは「やる気の話」ではなく、採用・定着・生産性・組織文化すべてに影響を与える経営の根幹テーマです。最も重要なのは、「エンゲージメントが低い」という事実を知るだけでなく、「なぜ低いのか」「誰が・どのような要因で低いのか」を特定することです。
測るだけで終わらせず、「動かす」仕組みを整えることが、エンゲージメント向上の第一歩となります。そのためには、数値の背景にある一人ひとりの動機や心理状態を理解することが欠かせません。
エンゲージメントサーベイについてより詳しく知りたい方は、こちらをあわせてご覧ください。
関連記事:【2026年版】エンゲージメントサーベイとは?目的・質問項目・活用方法を徹底解説
Attunedでは、従業員一人ひとりの内発的動機づけを11の因子で測定するモチベーションアセスメントと、組織全体を多角的に可視化するエンゲージメントサーベイを組み合わせることで、「スコアが低い」という事実だけでなく「なぜ低いのか」という根本要因まで特定できます。
「測る」だけで終わらせず、「動かす」サーベイを実現したい方は、ぜひAttunedをご検討ください!
さらに詳しくサービスの内容や料金体系をご覧になりたい方はこちらから資料をダウンロードしてください。
Attunedでは2週間の無料トライアルを実施しています。ご興味のある方はこちらからチェックしてください!



『Attuned』の導入に関してご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

各種資料やオリジナルサマリーを
【無料】でダウンロードできます

まずは無料でお試ししませんか?
ご利用方法もサポートいたします

見積りを依頼したい、導入の流れを
知りたいなど何でもご相談ください
