内発的動機を理解してモチベーションを高める

〜金銭のインセンティブだけが重要でない理由とは?〜

【課題】インセンティブによって従業員を動機づけられるか疑問であった

【解決策】Attunedのアセスメントを活用して一人ひとりのモチベーションを把握

【結果】モチベーターを把握することでコミュニケーションを改善

インセンティブが本当にモチベーションを高めるのか

国際的な人道支援団体であるRise Against Hungerは、飢餓をなくすために世界的な運動を展開しています。米国全土に拠点を持ちつつ、5つの海外事務所を持つ同団体は現在飢餓に直面している人々に食料を迅速に提供し、今後何年にもわたってコミュニティ全体を活性化する持続可能な解決策を目指しています。Rise Against Hungerは、ボランティアによって食事の包装などが行われ、5億4千万食以上を世界中の飢餓に苦しむ人々に配給しています。

Rise Against Hungerのボランティアの方々

Rise Against Hungerには、資金調達プロジェクトを支援してくれる方を増やすために高いスキルを持つ営業チームがありますが、この社員のモチベーションが低く、資金調達活動全般が上手くいっているとは言えない状況でした。

そこで、営業チームの社員のモチベーションを高めるために、インセンティブの導入を検討しました。しかし、インセンティブの導入はROI(投資収益率)を測定することが難しいというジレンマに直面しました。

Rise Against HungerのChief People OfficerであるAmy Lewisは、次のように述べています。「私たちのチームは、より高い資金調達のためにインセンティブ・プランを開発しましたが、私は、そのポジションにいる人々が実際に動機づけられるかどうか疑問に思っていました。もし彼らにインセンティブ・プログラムに見合う内発的動機がないのであれば、プログラムを開発・導入する私たちの努力は失敗に終わってしまうのです。開発に時間と労力をかける価値があるかどうか、どうやって判断すればいいのか困っていました。」 

Rise Against Hungerは、コミュニティ全体を今後何年にもわたって活性化させる、持続可能なソリューションを実施しています。

内発的動機のデータを使い、従業員一人ひとりのモチベーションを把握

Amyは常に人それぞれ異なる動機付けをより深く理解することに関心を持ち、この分野の研究を行い、組織の従業員エンゲージメントと定着率の向上に役立ててきました。彼女は、インセンティブ・プログラムに対して、過去の経験や直感ではなく、ROIや結果を予測するデータに頼った客観的なアプローチを取りたいと考えていました。

そんな時、彼女はAttunedに出会いました。

「Attunedのモチベーションアセスメントは、このインセンティブ・プログラムが実際の社員の内発的動機にマッチしているかどうかの必要なデータを提供してくれました」と、彼女は言います。」

社内でAttunedのアセスメントを実施したところ、チームの主要な動機とインセンティブプログラムの動機の間に大きなギャップがあることがわかりました。チームの主な動機は「利他性」であり、次いで「安全性」「地位」であることがわかった。このことから、インセンティブ・プログラムは、募金活動を増やすことはできても、プログラム自体が「経済的ニーズ」を中心に設計されているため、求めている結果を導くことはできないことが確認されました。

その結果、チームはインセンティブ・プログラムの導入を断念し、代わりに他の選択肢を検討することにしました。

「Attunedのモチベーターアセスメントは、私たちがまさに必要とするデータを与えてくれました。私たちの従業員とインセンティブ・プログラムに必要なモチベーションがマッチしていないことが確認できました。」

- Rise Against Hunger社 Chief People Officer Amy Lewis

さらに、このAttunedがチームにとって非常に役に立った点は、新しいイニシアティブを展開する際に重要な要素である使いやすさと、ダッシュボードが提供する正確さでした。チームリーダーは、ダッシュボードの視覚的でわかりやすい性質を高く評価しています。バックエンドでチームを設定することで、チームのモチベーションのギャップを確認・比較し、それに応じてコミュニケーションを調整することができるため、非常に有益であると評価しています。

「従業員のエンゲージメントを高めたいと考えている組織であれば、誰でもAttunedの恩恵を受けることができます」とAmyは言います。「Attunedは、部門横断的なコラボレーションを必要とする組織や、あらゆるレベルのチームをよりよく巻き込む方法を探している組織にとって、素晴らしいツールです。また、従業員の不満が高いと思われる組織の解決にも、組織のあらゆるレベルのコミュニケーションを理解し、改善するための方法として活用できる強力なツールです。」

User caseEQIQ